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【アドラー心理学】 5大理論⑤ 対人関係論 〜人間関係を良好にする〜

たまになかなか仲良くなれない人っていません? chatapapa(@chatapapa1)です。

私、人見知りではあるんですが、ビジネスシーンだと割とすぐに話しかけることができるんですよね。

何故なら、「話す話題」があるから。w

仕事内容のこと、同じ部署内で自己紹介のやりとり、報・連・相などいくらでも。w

そんな私もたまに職人気質の人とか、ぶっきらぼうな人とは中々仲良くなれずに皮肉言われたりして信頼を得るのに時間がかかることがあります。

そんな時、どうやったら円滑で良好な人間関係を築けるんだろうなと考えます。

そんな人間関係の構築につまづいて悩んでいる方にお届けする今回のテーマ

アドラー心理学 5大理論の一つ ”対人関係論” です。

初めからつまづかず人間関係の良好な構築に役立てる記事として参考になれば、嬉しいです。

目次

対人関係論とは ー 人間関係を良くする・相手を理解する考えの一つ

”人間の行動全てに相手役がいる” 

by  アルフレッド・アドラー

これだけだと、私はピンとこなかったので、私的解釈をして言い換えてみました。

”人の行動って、常に他者へ向かって影響を与えてますよね”

ということです。

ここで、 ”相手役” ってどういう意味なのかも明確にしてみます。

・ある人の行動によって、影響を受ける人

・ある人に対し、何かしらの感情を持ち、何らかの行動を返す人

 

時として、相手役は ”一個人” に限らず ”職場全体と言ったコミュニティ全員” であったり ”自分自身への自問自答” であったりします。

 

悪影響を与える具体例

1:相手が行動を起こす (理不尽な説教をする)

2:自分が影響を受ける (あまりに理不尽で凹む)

3:自分が行動する (これ以上、八つ当たりされない様に避ける事にする)

4:相手に影響を与える (避けられていると感じ、癪に障る)

5:1へ戻って繰り返す (悪影響が助長されてる → そのうち衝突)

こんな感じで、相手が悪意を持って行動すればこちらに悪影響を与え、そこから良くない行動を起こし、相手に悪い影響(助長されて)を与えています。

具体例は悪い場合ですが、これを良い影響が伝わる様に行動すれば人間関係が良好になるという訳です。

この様にお互いに良くも悪くも影響を与え合っているのが人間関係というものなんですよね。

あまりにも心ない言葉を浴びせかけられ続けると、相手や周りと比較して ”自分は劣っているという” 劣等感に繋がってしまいます。

【アドラー心理学】何故か変われない理由 〜トラウマなんかありゃしねぇ〜  にもご紹介していますが、自分が成長する糧となればいいのです。

しかし問題なのは ”劣等コンプレックス” にまでこじれてしまうと卑屈になるなどしてしまい、負のスパイラル突入です。

「自分自身」に対してもどの様に自分に問いかけて、どう自分へ影響を与え、行動して変化するかなので、悪い様に考えてしまうと卑屈になってしまうのとそう違いませんよね。

 

「相手を理解するには、その相手の人間関係を観察するとよくわかるよ」

とアドラーさんも言っています。

 

良い関係性を築けている場合とそうでない場合、相手を一歩引いて見ていれば周りの人の動きでどういう人かはわかりますからね。w

対人関係を良くする会話・悪くする会話

それでは、良い影響をこちらから与えるにはまずどうしたらいいか?

こちらからの働きかけは、コミュニケーションをとることが一番効果的ですよ、やっぱり。

【アドラー心理学】 5大理論④ 認知論 〜自分の主観は絶対ではないよ〜 にも書いてますが、相手に興味を持ってみましょう。

しかしまぁ、初めは何話していいかわからないかもしれませんよねぇ・・・。

はい、そんな時は、まずは相手が話してくれそうなことをそのまま聞いてみましょう。w(安直)

私などは、まずは相手がどんな雰囲気の人なのか、話し方・言い回し・声のトーンなどどんな感じなのかを見てます。

趣味でもいいし、好きなテレビ番組や気になっている時事問題など聞いてます。だいたい、何かしら近しいものはあるはずです。

無ければ、相手の話した中で少しでも興味を持ったものを少し突っ込んで聞いてみましょう。

 

”あっそれ、私も興味あって体験談聞いてみたいな!” と共感すれば一歩前進です。

 

良くないのは、自分のことメインで話をガンガンしてしまうと、一方的に話す・自己中心的な奴だと思われて第一印象悪くなってしまいます。

自分のことをわかってもらう前に、自分が相手のことを知りたいなと思う姿勢が大事です。

「第一印象って大事だよ」「会話はキャッチボール」 って良く聞きますよね。 アレ、本当です。w

聞き方次第では、警察で取り調べ受けてる様な気になってきます。(体験ありw)

共通感覚 ー 相手の立場に立って考えてみること

対人関係を良くする会話で、相手に共感することが大事とお伝えしました。

相手の立場になって考えてみる事・どう感じるかという感覚を持つことを ”共通感覚” とアドラーさんは読んでます。

例えば・・・

”車を運転していて、スピード違反で捕まった。白バイ警官にめちゃくちゃ怒られて切符切られた。”

これを白バイ警官の気持ちになって怒る理由を考えると

”突然、動物や人が飛び出してきてはねたりしたら大変なことになる。自爆して最悪な状況になるかもしれないから気をつけて欲しい”

という気持ちがあって戒めてくれたかも? と考えることができます。

ここで、注意点があります。

アドラーさんは、”共通感覚” と ”同情” は違うとしています。

何故なら、人は全て ”対等” だとしているためです。

”同情” は上下関係が発生してしまいます。本来、人間性には上も下もないです。

共通感覚と同情の違い

・共通感覚 (その気持ち、わかります!)

 尊敬・信頼 相手に関心がある。

・同情 (かわいそうだな・・・)

 あわれみ・支配性 自分の関心で動く。

そんなつもりなくても、なんか下に見てしまっていたことご経験あると思います。

ここは、気をつけましょう。

相手はなんとなく、そんな感じに勘付いてしまいます。そうすると人間関係がギクシャクして悪化してしまうのでご注意下さいませ。

まとめ

まとめです。

相手の立場になって考える。そのために相手を理解しようと努力する。という今回のテーマいかがだったでしょうか。

なんでも、始めが肝心ですよね。初めコケたら、皆コケるって思って頑張りましょう。

それでもダメなら、嫌われてもいいと考えましょう。w 万人に好かれる人はいないのですから・・・。また、その話は別の機会で・・・。

というところで、最後もまで読んでくださりありがとうございました。

笑顔でコミュニケーションですよ!

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