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【対人関係の心理学】 アドラー心理学って何? 人間の悩みとは・・・?

人間関係って難しいですよね。chatapapa(@chatapapa1)です。

私、会社勤めをしてから会社や他人の都合に振り回され、人間関係に悩まされ続けて生きてきました。

他人の目が気になっちゃうというか、上司や同僚に嫌われ・ニラまれるような状況になってしまうと、仕事やりづらくなっちゃうますよね。

組織・集団では周りの空気を読まない・足並みを合わせられないような鼻つまみ者はとかく生きづらい・・・。

そりゃあ、嫌われるより好かれる方がやっぱりいいけど、自分の本意・本心ではないのでストレスが溜まるという矛盾を抱えていました。

「あぁ、嫌われ続けても平気でいられる強靭メンタルが欲しい・・・。」

そんな思いを皆抱いているからなのか、 ”嫌われる勇気” という本がベストセラーになりました。

みんな嫌われたくないし、ストレスが溜まってるんですよね。

その本がキッカケで 心理学者 アルフレッド・アドラーの ”アドラー心理学” が注目を集めました。

今回はそもそもアドラー心理学ってどんな心理学? ということを中心に紹介していきます。

こんな悩みを持っている人に刺さる

  • すぐにカッとなって、怒り出したり・当たったりしてしまいそうな人
  • 他力本願で自分以外に原因があると考えがちな人
  • 自分のコンプレックスをずっと引きずっている人
  • 相手に嫌われるのがイヤなので、自分だけでなんとかしようとする人
  • 自分の考え・希望などお願いするのが得意ではない人
  • 自分の人間関係の中でどうしても苦手・嫌いな相手がいる人

こんな特徴を持っている人にオススメの心理学となっております。

とはいえ、今回はアドラー心理学ってこんなものだという事を私なりにまとめたものをご紹介するだけですので、楽しんで読んでくれれば嬉しいです。

目次

心理学で有名な学者の一人が提唱した

心理学といえばで他に思いつく学者といえば、ユングとフロイトが有名ですね。

アドラー心理学を提唱した学者 アルフレッド・アドラーも含めて ”心理学の3大巨頭” と呼ばれています。

心理学者・3大巨頭

・ジークムント・フロイト(精神分析学)夢というものを研究していてそれが無意識に関係があると考えた精神分析の始祖

・カール・グスタフ・ユング(分析心理学)無意識というものをさらに掘り下げ、その中にあるコンプレックスを認識して克服しようと考えた人

・アルフレッド・アドラー(個人心理学)他の二人と違い,意識・無意識分けることは出来ないと考えた

名前は聞いたことがある人も多いと思います。聞いたことない人は名前だけでも覚えていってくださいね。(3人ともフルネームがすごいカッコイイのは偶然ですかね?)

取り敢えずフロイトとユングの二人とアドラーとは考え方に大きな違いがあったっていう認識を抑えていてくれたら大丈夫です。(話が逸れていくので・・・。)

3人とも約100年前、1900年代に活動していた同期の桜のような関係だったとの事。考え方・方向性の違いから時が経つにつれ、フロイトからユングもアドラーも離れていってしまうのです。(よくメジャーデビューしたバンドとかであるあるのやつですね。)

アドラーさんは、弟子もあまり取らなかったり、あまり著書を残さなかった人だったようです。ミステリアスですねぇ。

しかし、後に「7つの習慣」で超有名な著者 スティーブン・コフィー や 「人を動かす」でこちらも超有名なデール・カーネギーを始め、多数の精神医学者・心理学者に大きな影響を与えたカリスマです。

正式には ”個人心理学” と呼ばれている心理学で、通称 アドラー心理学 って呼ばれています。そんなカリスマの心理学とはどういうものなのか興味湧きませんか??

どんな心理学かというと 対人関係の心理学・勇気づけの心理学 なんて呼ばれてます。人間の悩みや困難に立ち向かうための学問といったところでしょうか。

人間の悩み=全て人間関係である。 by アルフレッド・アドラー

総括して「生きている人間の悩みは全て人間関係によるものだ。」 とアドラーさんは言ってます。

人間関係が楽になれば、悩みも楽になるという理屈なのですが、その人間関係を楽にするためにアドラー心理学ではまず、間関係をシンプルに4つに分けるといっています。

その4つにはそれぞれ難易度があり、私は好きな某ホラーゲームになぞって難易度を付け加えてみました。

人間関係4大要素と変われる難易度

・自分自身 (スタンダードモード)

 一番変えやすい 自分次第でどうにかなる可能性が高い

・自分の環境 (ハードコアモード)

 結構難しい 改善出来るかどうか分からない

・自分と相手の関係 (ナイトメアモード)

 下手すると悪化する 悪夢を見るような状況になるかも

・相手 (インフェルノモード)

 一番難しい・他人を変えることは困難 まさに地獄の一言

4大要素から人間関係を改善する糸口を見つけようとするのが、アドラー心理学から我々が学ぶ部分です。

アドラー心理学は自分を変えることが重要なテーマの一つと位置付けています。一番変えやすいのは ”自分” であり、確実で簡単な方法ということです。

人間関係の困難を克服する力とは勇気。そして5大理論という考え方

人間関係上の困難への克服する力を ”勇気” とアドラーさんは呼んでいます。

我々が使う ”怖いものに立ち向かう” という時に使う勇気とは違いますね。

そのための活力を自分自身や他者に与えることを ”勇気づけ” と呼び、5大理論を勇気づけという使い方で用いましょうというのが、アドラー心理学の実践方法です。

勇気づけの5大理論

  • 自己決定性 (自分の意思で決定している)
  • 目的論 (自分の目的に向かって行動し、決断している)
  • 全体論 (意識も無意識もない、全部自分の意思である)
  • 認知論 (人はそれぞれ独自の価値観を持ち、価値観をもとに判断する)
  • 対人関係論 (全ての感情や行動には相手がいる、自分も誰かの相手となっている)

これだけだとイマイチまだしっくりきてませんよね。w

5大理論の内容は後々、記事にしていこうと思います。

まとめ

今回の記事ではザックリこんな心理学とだけとしか紹介できず、いっぺんに収めきれないため数回に分けて記事にしていきたいと思います。

よくよく考えたらめちゃくちゃ深い学問なんですよね。(泣)

調べまくりでめちゃくちゃ時間が・・・うーん、難しい・・・。けど、興味深い・・・。

今回のまとめです。

まとめ

・アドラー心理学とは、自分を変えるための心理学

・人間の悩みは、ハッキリ言って対人関係に起因している

・人間関係4大要素があり、その中で自分を変えることが一番人間関係を改善する確実な方法である

・5大理論という理論を基に勇気づけという技術で困難や悩みに対処していく

次回からもう少し ”アドラー心理学” について深く掘り下げていきたいと思います。

実際にありがちな具体的な働き方・生き方カテゴリーでのエピソードなども交えてないとピンとこないかもですね。

元々うつ病経験がキッカケで、心理学に興味を持ち始めて色々な本を読みふけっていた時期がありました。

この記事をキッカケにどういう学問なのか少しでも参考になれば嬉しいです。

私もアドラー心理学でだいぶ人間関係が改善されたり実体験がありますので、是非ご紹介したいですしね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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