本業でトラブルが発生してしまい、更新が大幅に遅れたchatapapa(@chatapapa1)です。
いやぁ・・・取り敢えず一区切りつけたのですが、大変だった・・・。(溜め息)
何が原因かって? おっと、それを聞くのはナンセンスですよ!?
それはどういう意味だ?? ということをアドラー心理学・5大理論・目的論を使って今回は記事にしてご紹介したいと思います。
この記事を読むと人間関係を良くするにはどうしたらいいかということがわかるキッカケになると思います。
目次
原因論(フロイトさん)と目的論(アドラーさん)
仕事でミスをしてしまってトラブってしまった経験なんて誰にでもあります。
チャレンジ・行動を起こして行った結果です。成功することもあれば、失敗することもありますよ。
もちろんブラック上司からお叱りを受けます。
「何故、こんな事をしたんだ! どう責任を取るんだ! おまえのせいだ! 俺はもう知らん!!」・・・ってね。
そんな時 俺、もう終わったわ・・・。もう会社行きたくないな〜。と落ち込みますよね。
若かりし頃の私なんか、その日の夜は眠れませんでしたよ。
ただそのあとが問題。あなたはどっちですか??
自分には才能・能力がないからだ。この仕事は向いてないんだ・・・。
何故? どうして? こんなことになってしまったんだ? この様に自分や過去の出来事・行動に原因を求め、自責の念を抱かせるマインド
これが、原因論(フロイトさん流の考え方)
その時、会社に行きたくない。と考えてしまう人もいれば、
もう起こってしまったものはもう仕方がない! 気持ちを切り替えて、明日からミスを挽回するため頑張るぞォオ!
そのためにはどうしたら良いだろう? 今、自分でリカバリー出来ることって何かあるかな? と目的に向かって建設的な事を考えることのできるマインド
これが、目的論(アドラーさん流の考え方)
この考え方全くの正反対ですね。過去に向かってるか、未来に向かっているかですから、全く噛み合ってないですもの。そりゃ、ケンカ別れするはずです・・・。
でも、どっちの考え方が健全で前向きな考え方かは、もう一目瞭然ですね!
犯人探し(原因探し)してわかったところで、やらかしてしまった事実は変わらないですからね。
今からどう挽回するかを考えた方がいいに決まってるんですから。
私はアドラーさんの考え方、大好きです。(照れ)w
原因論 ー ”勇気くじき” を否定する
まず、原因論の特徴をざっと挙げてみます。
原因論の特徴
・過去や自分自身の中にある原因を追求する
・過去の事実は変えられないから解決策は見出せない
・出来ない理由を作り出せるが原因を追求しても問題は解決しない
先にも挙げた通り、”起こってしまった過去はもう変えられないので、今更原因が分かっても問題が起きる前に(未然に)対処する事はできない”んです。
そして先述の「何故、こんな事をしたんだ!」っていった責める言い方。
コレ、 ”勇気くじき” ってアドラーさんは呼んでます。
こんなこと言われたら、言われた相手はどんな気分になるでしょう・・・。
落ち込んだり、無気力になったり、ひどい場合、自暴自棄になったりしちゃいます。
心ない他者から・・・あるいは自分自身で・・・こうやって問題を克服しようとする気力や困難を乗り越えようとする気力を奪う行為が ”勇気くじき” です。
うつ病を乗り越えた今の私などは、こんなこと言われた日には、落ち込み通り越して
”ずいぶんな言い方ですなぁ〜。言い方ってものがあるでしょう・・・。人のことをまるで犯罪者みたいに・・・。アンタ、何様・・・?”(憤怒)
って思っちゃいます。逆ギレじゃないですよ?w
失敗してしまった、間違ってしまったことに関しては誠心誠意お詫びをします。
故意に失敗したり、間違えようと思ってやったわけではないでしょう?
そんなひねくれた人はいません。
頑張って取り組んだ結果です。それをリカバリーしようと思うのが、まともな人間です。
そんな人に罵声など心ない言葉を浴びせて、意欲を失わせるなんて・・・。
発破かけてるつもりかもしれませんが、逆効果ですからね?
健全な人間のやることじゃないって思ってます。未だにいるんですよ、そういう人・・・。
アドラーさんは言います。
「そんなこと言う奴ァ、ホントは弱えヤツなんだよ・・・!」
自分のせいじゃない、他のやつが悪いんだと責任転嫁する自分で困難を乗り越えるようとすることが出来ない弱い人間なんだとしています。
勇気くじき4パターン
- 縦関係での動機付け(成績が悪かったら、担当から外すからな!)上下関係・立場を利用したもの
- マイナス志向(お前、またやらかすんじゃないの?w)やってみないとわからないのに一方的に決めつけ・思い込ませる
- 人格否定(お前なんかには絶対無理だわ・・・。)人間性や個性を否定する
- 原因志向(お前のせいで大損した!!)過去の原因・相手のせいにして責めて追い詰める
いますよね、こう言う人。w こんなこと言う人とは距離を置いておきましょうね。
この記事を読んでくださっている方は、周りの人にもそして自分自身にも言わない様にしましょうね。
人間関係は良くなるわけがなく、余計悪くなっていくのは目に見えてます。自身も疲弊していきます。
目的論 ー ”勇気づけ” で応援しよう
”原因論の特徴” から、”勇気くじき” までのご紹介をしました。
・・・と、言う事は、それなら ”勇気くじき” の逆をすれば、人間関係は良くなるんじゃないか?ってことに勘付かれた方。
ありがとうございます。私もこの記事を書いていて、この時点でお役に立てられたのであれば嬉しいです。(まだまとめじゃないですよ)w
きっと周りの方々の人間関係も良くなっていく事でしょう。
それでは、目的論の特徴です。
目的論の特徴
・現在と未来の事を考える
・目的に向かって何をすべきか考えられる
・全ての行動は目的があって生まれるもの
・目的に向かってどう行動したら良いかを考える
目的論とは逆に現在・未来をこれからどうしていきたいのか・今からできる事は何かを目的を見据えて行動することが重要だというものです。
”過去の原因に固執しても、もうどうしようもないでしょ?これからのことを前向きに考えようよ!”
と言う考え方。
そして、”勇気づけ” それは、”感謝の言葉を相手に伝えること”
アドラーさん、すごいイケメン。なんだかすごくステキ・・・。
ありがとう・嬉しい・助かったよ・がんばったね・すごいね・・・コレ、周りの人から言われたらすごく嬉しくないですか?
これが ”勇気づけ” です。 ”勇気くじき” とは真逆・・・。がんばっている人を応援したくなるのが人情ってものですよね。
周りの人にも自分自身にもちゃんと伝えてあげることが大事です。
うつ病で苦しんでいる時、私はコレが出来てなかった・・・。自分を貶める事ばかりしてたと思います。
”勇気くじき” を受け続けていると最悪こういう事態にもなるので、気をつけましょう。
それでは、”勇気づけ”とは他にどんなのがありますかね?
勇気づけしているケース
・感謝の言葉を伝えて相手の行為を受け止めてみよう
・ダメ出しするより部分的であっても良い部分に注目してアドバイスをしてみる
・チャレンジして失敗した・間違えた要因を共有して、成功への目標を一緒に考えてみる
数字などの結果を評価して褒めるのではなく、行為や過程など行動した事や良かったところを認めて、伝えることが大事です。
嫌いな上司に皮肉を言われても、「ご指導いただき、誠にありがとうございます。」と伝えてみましょう。
相手の皮肉に反発する余計に突っかかってきます。人間関係が悪くなっていくだけですので。
そして根拠のない事なのであれば無視していいです。 ”勇気くじき” をする人は、「勇気のない弱い人」なのですから。
まとめ
今回のまとめです。”原因論” と ”目的論” ”勇気くじき” と ”勇気づけ”の話でした。
ポイント
・原因が分かっただけでは意味はない
・過去に囚われているよりも未来に向けてどう行動するかが大事
・”勇気くじき” より ”勇気づけ” を実践しよう
更新が遅れてしまったのも、”勇気くじき” をする人がたくさんいて全然トラブル解決への行動が出来なかった・・・。
・・・おや?これはもしかして、更新できなかったと言う目的を使っていると言うことになりますね。
いかん、いかん。これからは、どうしたら定期的に更新できる様になるか考えなくてはと、猛省するchatapapa(@chatapapa1)です。
オチがついたところで、ここまで読んでくださりありがとうございました。人間関係が良くなります様に!